top of page
執筆者の写真Aunty Aya

🦟デング熱🦟入院日記

更新日:6月11日

【マレーシア 教育移住 留学 不動産 アパートメント ホテル 旅行 観光 ステイ 賃貸 MM2H ブログ Blog】


Dengue fever 1

結構前になりますが、2019年にデング熱に感染して入院した時のことをお話します。色々大変💦だったので写真がありませんが、想像しながら読んで下さい😅い デング熱、これはローカルの間でも皆恐れてる蚊に刺されることによって感染する怖い感染症です。

デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が現れます。重症化すると死亡することもあるので、デング熱が疑われる場合はすぐに病院に行きましょう。


実は私もデング熱に感染したことがあります。しかも妊娠中。。。これは出産よりも大変でした。私もエリックも。今考えれば、37年生きてきた中で一番大変な出来事でした(当時の年齢)。まさか自分がデング熱になるとは。デング熱は他人事ではありません。


あれは2019年の4月末の事でした。その時妊娠6カ月でマラッカのホテルでブログ用の写真を撮っていたところ、急に体がフラフラしてきて。もともと貧血もあったので、妊娠中で体調が悪くなったのかと思い、ブログの写真を撮るのを途中でストップして部屋で暫く休憩しました。ですが、体調はどんどん悪化して、食べた夕飯は嘔吐し、夜中は体中が骨の髄から痛くて痛くて高熱が出て全く眠れませんでした。中国語でデング熱は骨痛热症と書きますが、本当にその字の通り、骨が熱くて痛いです。


次の日の朝すぐに病院に行ってインフルエンザとデング熱の検査をしたところ、デング熱が陽性との事ですぐに入院しました。マラッカの病院に入院だなんて。。。人生初の入院でした。看護婦さんにいつ退院出来る?と聞いてもわからないと言われました。デング熱で入院すると毎日血液検査があり、正常値にならないと退院できないので、退院できる日はわからないんです。通常は1週間くらいの入院になります。


デング熱特有の薬はないので、入院中は水みたいな点滴を打ち続けます。血液が正常値に戻って退院できるまで、ずっと打ち続けます。入院中はトイレの回数が増えるので、トイレで尿を取って、どのくらい尿が出たかを毎回計測します。実に面倒くさい。。。

マラッカの病院でいつ退院出来るかわからない状況で、でもエリックがKLで仕事があるので何日もマラッカに滞在することは出来ません。マラッカからKLまでは車で片道約2時間~2時間半かかります。マラッカの病院に1泊2日入院して半ば強制的に自主退院、KLの病院に転院しました。

その際、何かあってもマラッカの病院は関与しません。という同意書にサインをさせられました。因みにマラッカの私立の病院の入院費用は1泊2日で4人部屋で約6万円でした。


そしてKLのお腹の子供の定期健診で行ってる病院に転院すれば安心だと思ってその病院に行きましたが、1時間も待たされた挙句、受け入れ出来ないと。。。受け入れてもらえないとはこれっぽっちも考えていなかったので、どうすればいいの??またマラッカに戻るのか??とも考えました。もうその時夜の8時。。。


幸い、その病院の近くにあるKuala Lumpur Hospital(中央病院)という政府の病院にデング熱専門の病棟があるとの事で、そこを紹介してもらいました。

緊急の患者がたくさんいる、まるで戦争で負傷した方々が運び込まれるような状況の所で、この光景が怖すぎて、私は子供のように帰りたいと泣き叫びました。ですが、受け入れてくれる病院がないからここに入院するしかない。とエリックに説得され、もの凄い不安を抱えたままここに入院することになりました。


その時丁度エリックの家族が海外旅行に行ってて頼れなかったんですが、高校の親友に入院したという話をしたら、すぐに入院セットを準備して駆けつけてくれたんです😭😭😭入院するときにどんなものが必要かなんて知らなかったので、本当に助けられました😭😭😭旦那は良い友達持ったな!入院するときに必要なセットは下記に書きます。


まず戦争で負傷したような方々の中で、点滴用の10センチくらいある長い針を両腕に刺して、血液検査をしました。本当に辛い痛い、でもお腹の赤ちゃんの為に頑張らないと!と思いながら耐えました。血液検査の結果。ヘモグロビンの数値が下がってるから輸血かもしれない。ICUのベッドが空いてるからICUに入りましょう。という事になり、まさかのICUに入ることに。。。 入院の手続きが終わるまで時計を見る余裕もなく、たまたま病室にあった時計が目に入ってきたんですが、見たら深夜2時。。。え?!そんな時間??この時計間違ってるんじゃないんの?? 大変すぎて時間が流れている感覚が全くなかったんです。エリックも普段疲れたと言ったりした人なのですが、流石に疲れて座りたいって言ってて💦エリックが座れる椅子もなかったのでずっと立ちっぱなしで本当に疲れたよね。。。しかもご飯も食べてないし😭

私、結構元気なのにな!と思いつつ、ICUっていったいいくら掛かるんだろう怖いなぁと思いながら、最初になぜかRM1を払って初めてICUに入院しました。私みたいに元気な人は周りにいなかったです💦ICUに入って両手がチューブに繋がれた状態で、胸には心拍を測るのを貼られ、身動きが取れない状態でずっと座ったままだったので、お尻が痛くなるは、仰向けに寝てるとお腹に赤ちゃんがいるからそれはそれで苦しかったです。お医者さんが毎日2~3時間置きに赤ちゃんのチェックをしにきて、毎日赤ちゃんが10回以上動いてるかのチェックをしました。幸いお腹の赤ちゃんは動いてくれていたので、それが励みで頑張れました。 初日に来てくれた友達以外にも仲の良い友達がお見舞いに来てくれて、でもICUだったので面会は出来なかったんですが、デング熱の時は体を冷ますココナッツ水を飲むといいとの事でココナッツ水をわざわざ買って運んで来てくれたり、本当に涙がでました😭😭😭エリックよ!いい友達持ちすぎじゃん!!!

Dengue fever 2

話が反れますが、ICUに入院していた時ビックリしたことがあって。。。目の前の患者さんがレントゲン撮影をするとの事で、大きなレントゲンの機会が運ばれてきたんです。そして看護婦さんが私にレントゲンを取るときに着るあの重いチョッキを着てって言うんです。。。

え?!日本だとレントゲンは放射能が出るからもの凄く厳重に扱われるけど、こんな緩い感じでいいの??目の前の患者さんは動けないからしょうがないんだけど、私は放射能をガードするチョッキだけでは納得いかなかったので、看護婦さんに伝えて、レントゲンの機械が見えないところに車椅子で連れてってもらってレントゲンが終わるまで待機しました。本当にビックリでした。ビックリと不安とで泣きました😭


ICUで約3日入院し、その後容体が安定してきたので一般病棟に移りました。一般病棟はとても古くてエアコンが無く7人部屋で、しかも隣の部屋の約7人とトイレ2個、シャワー2個が共用でした。ベッドは手動で回してリクライニングするタイプのもので、何と1つだけパイプベッドも置かれていて💦誰も使ってなかったけど💦💦

天井には沢山の扇風機が回っていて、まるで、また負傷した兵士の気分でした。一刻も早く退院したかったですね。毎日看護婦さんが血液の検査をしに来て、いつ退院出来るか何度も聞いて、でも血液の数値が正常に戻るまでと言われ、まだいつ退院出来るかわからない状態でした。結果的には一般病棟は3泊4日して、入院中ってやることないから時間が経つのをずっと待つだけなんですよね。。。そういう時って時間が経つのが遅い😰その間ICUの費用はいくら掛かるんだろうって思いながら。生きた心地しなかった。。。

で、やっと退院できることになってお会計すると、費用は掛かりませんと。。。え?!あんな最新設備の整ってるICUに入院してタダってどういう事??おそらく政府の病院で私が永住権を持っていた為、マレーシア人と同等に扱ってくれたようで、費用はRM1しか掛かりませんでした。でももう二度と入院したくないです。


もしマラッカの私立の病院に入院していた場合、初日は検査とか色々費用が掛かりますが、1泊2日で6万円を2日で割ると1日約3万円。で、1週間入院で3万×7日=21万です。

もしKLで一人部屋で入院したらもっと掛かるでしょう。同じコンドに住んでいた日本人の友達はKLの私立の病院で1週間入院して30万したと言ってました。外国人の場合は私立の病院に入院になりますので、1週間で30万くらいの費用が掛かります。でも私が入院した政府の病院よりは全然綺麗だと思うので安心してください。


マレーシアは日本のような国民健康保険制度がないので、中華系マレーシア人のエリックの友達、家族は皆生命保険に入っています。私も、勿論エリックも、息子は妊娠中に入りました。マレーシアのインターナショナルスクールでは保険に入ることが必須となっているので、もし保険で困っている方がいらっしゃいましたら保険の紹介も出来ます。

マレーシアで安心、安全に生活できるように、Tabinikoがサポートさせていただきます。


対策:刺されないように、蚊が多そうな所に行くときは虫よけスプレーをしたり、長いズボンを履くようにしましょう。蚊取り線香は売ってはいますが、蚊取り線香を使ってもその回りに蚊が寄ってこないってだけで死にません。スーパーに売ってる蚊取り線香を全種類試しましたが、蚊は死なないので全然意味がないです。その蚊取り線香も薬なので体には良くないので、以前使っていた事はありますが今は子供がいるので使っていません。デング熱も病気も免疫力が下がっている時に掛かるので毎日の生活リズムを整えるのは大切です。水をたくさん飲んで、睡眠、栄養をしっかり取って下さい。 入院するときに必要なもの:ウェットティッシュ、ティッシュ、お皿、フォーク、スプーン、小さいタオル、下着、つまめるお菓子、時間をつぶせるもの等。服は病院の入院患者用のものがあるので必要ありませんでした。 またブログ書きますね!でわでわ~👋🏻👋🏻👋🏻

Dengue fever 3

マレーシアの教育移住&不動産のサポートはTabinikoへ


Tabinikoではマレーシアのインターナショナルスクール学校案内(スクールツアー)、入学サポート、賃貸サポート、生活サポートなど、マレーシアの教育移住サポートを行っています。是非お問い合わせ下さい。

bottom of page