マレーシア高速鉄道ETS 南部ルート開通とJB延伸
- Erik & Aya

- 9月30日
- 読了時間: 3分
更新日:10月3日

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ETS3、南部ルート開通とジョホールバル延伸計画
マレーシア鉄道公社(KTMB)が運行する ETS3(エレクトリック・トレイン・サービス3) は、マレーシア南部の鉄道網を大きく変える存在として注目されています。
ETS(Electric Train Service)とは?
ETS(エレクトリック・トレイン・サービス)は、マレーシア国鉄 KTMB(Keretapi Tanah Melayu Berhad)が運行する高速電車サービス です。
どんな仕組み?
路線は従来からある西海岸線(West Coast Line/西部幹線)を利用。
この路線を電化(架線・信号設備を整備)し、従来のディーゼル列車に加えて電車型の高速特急列車=ETS を走らせています。
つまり、同じ線路をディーゼル列車と電車列車が共存して走っているのが特徴です。
従来列車とETSの違い
🚆 KTM(従来のIntercityやKomuter)
ディーゼル機関車や通勤型列車
停車駅が多い/時間がかかる
⚡ ETS(Electric Train Service)
電車型の高速特急列車
長距離を速く・快適に結ぶ
主な区間:KL–イポー、KL–バターワース、KL–ジョホールバル(2025年末開通予定)
Kluang(クルアン)まで延伸(2025年8月)
2025年8月30日、ETS3の南部ルートが正式に運行を開始しました。初列車は午前7時45分にKL Sentral駅を出発し、Kluang駅に到着。6両編成の列車には280人の乗客が乗車しました。
乗客からは「これまでTaipingからKluangまで5時間以上かかっていたのが約3時間に短縮された」「バスなら4時間近くかかるが、鉄道なら2時間ほどで着いた」といった喜びの声が聞かれました。座席のリクライニング機能や食堂車、清潔なトイレなど、新しい設備にも満足度が高いようです。
鉄道ファンや地元の学生からも「移動がとても便利になった」「ジョホール州の観光にも良い影響がある」と期待が寄せられています。
JB SENTRAL(ジョホールバル・セントラル)まで年内に開通予定
さらに、交通大臣アンソニー・ローク氏は、ETS3の 最終フェーズとしてJB SENTRALまでの延伸を2025年12月に開始予定と発表しました。
現在、路線とインフラはすでに完成しており、残るは信号システムの調整のみ。年内の開通に向け、交通省はプロジェクトの進捗を厳しく監督しているとのことです。
💡2025年8月:ETS3がクルアンまで開通済み
💡2025年12月予定:ジョホールバル・セントラルまで延伸
💡KLから南部ジョホールまで、より早く・快適に移動可能に
ETS3の開通は、観光客にとっても地元住民にとっても大きな利便性をもたらし、ジョホール州の発展をさらに後押しすると期待されています。
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📚 Sources
NEW STRAITS TIMES-"ETS 3 final phase to Johor Bahru Sentral set for December launch"(Aug 26, 2025)
NEW STRAITS TIMES-"ETS3 debuts on southern route, boots Johor connectivity"(Aug 30, 2025)
KTM Official Site-KTMB Train Network https://www.ktmb.com.my/MapsAndRoute.html
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