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モナシュ大学、クアラルンプールTRXに新キャンパス建設を発表


TRX

 Image for illustration purposes only 写真はイメージです。


モナシュ大学は、クアラルンプールの中心部に新しいキャンパスを建設する計画を発表しました。同大学のマレーシア校は、TRX City社と提携し、総額28億リンギット(約10億豪ドル)を投じて新キャンパスを開設します。

この取り組みは、モナシュ大学が「インド太平洋地域の大学」として、世界水準の教育と研究への最大規模の投資を通じて、オーストラリアとASEAN諸国との関係をより一層深めるものです。


2032年に開設、2万2,500人の学生を受け入れへ

モナシュ大学のシャロン・ピッカリング学長兼総長は、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相およびマレーシア高等教育大臣ザンブリ・アブド・カディール博士とともに、クアラルンプールでこの新キャンパス計画を正式に発表しました。

2032年の開設を予定する新キャンパスは、将来的に2万2,500人の学生と1,700人の教職員を受け入れる規模となり、モナシュ教育への需要拡大に対応します。

大学は、オーストラリア政府およびマレーシア政府と協力し、このキャンパスを実現させるとともに、地域社会に根ざした国際的な教育・研究プログラムの拡充を目指します。


アルバニージー・オーストラリア首相のコメント

「オーストラリアの高等教育の優れた取り組みを海外で発信することは、雇用や投資の大きなチャンスです。それだけでなく、地域や世界とのつながりをさらに深める重要な機会でもあります。モナシュ大学によるこのマレーシア新キャンパスへの投資はまさにその好例であり、クアラルンプールの中心で学生がオーストラリア有数の国際大学から学ぶことができるのです。」


最先端研究センターと35以上の新コースを設置

新キャンパスは、既存のモナシュ大学マレーシア校に加えて設立されるもので、エネルギー転換、ヘルスケア、人工知能(AI)、データサイエンスといった分野の最先端研究センターを備えます。

場所はクアラルンプールのTRXにあり、世界的な金融機関が集まる環境の中で、産学連携やイノベーションの促進、実践的な教育の強化を目指します。

また、新キャンパスではマレーシアおよびグローバル社会において重要な分野に対応する35以上の新しい学位プログラムを提供予定。

分野には以下が含まれます:

  • デジタル化

  • AIとサイバーセキュリティ

  • 気候変動とサステナビリティ

  • 医療・デジタルヘルス

  • 半導体と先端製造

  • 銀行・金融


TRX City CEO「人材育成を通じてASEANとの結びつきを強化」

TRX City社 CEO アズマール・タリブ氏は、次のように述べています。

「マレーシアの国際金融センターは、経済的にも社会的にも大きな価値をもたらしています。モナシュ大学マレーシア校との連携は、国の長期的な発展に貢献するものです。このパートナーシップは、人材育成を通じてマレーシアの競争力とASEANとのつながりを強化し、TRXの多様なコミュニティをさらに豊かにします。」


モナシュ大学マレーシア校、世界トップ40大学への需要拡大

1998年に417名の学生からスタートしたモナシュ大学マレーシア校は、現在では80か国以上から1万1,000人を超える学生が在籍し、世界大学ランキング上位40位内の教育を求める学生からの需要が年々高まっています。

モナシュ大学マレーシア校のアディーバ・カマルルザマン学長(Dato’ Professor Adeeba Kamarulzaman)は、次のように述べました。

「私たちはASEAN地域の未来を見据え、デジタルトランスフォーメーション、健康、持続可能性、グリーンエネルギー、都市開発といった分野に焦点を当て、世界水準の教育を大規模に展開していきます。成長を基盤とした投資により、学生に引き続き最高の学習環境を提供していきます。」


今後10年で191億リンギットの経済効果

モナシュ大学マレーシア校によるこの投資は、今後10年間で191億リンギット(約65億豪ドル)に相当する経済効果を、インフラ、イノベーション、人材育成、学生支援、地域社会など多方面にもたらす見込みです。


ASEAN各国との連携と地域貢献

モナシュ大学は、インドネシア校をはじめ、シンガポール、カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム、フィリピン、ブルネイなどASEAN諸国のパートナーと緊密に協力しています。また、マレーシア新産業マスタープラン2030(NIMP 2030)の目標達成にも貢献しています。

モナシュ大学は、インド太平洋地域全体で強い存在感を持ち、6万人近いASEAN出身の卒業生ネットワークを通じて地域と世界をつないでいます。


既存キャンパスに加え、新キャンパスも並行運営

1998年にマレーシア初の外国大学キャンパスとして設立されたモナシュ大学マレーシア校は、現在、モナシュ大学の中で最大かつ最も成功した海外キャンパスとなっています。

新キャンパスは既存キャンパスに追加で建設されるもので、現在提供中の教育プログラムやサービスは中断することなく継続されます。

この大型投資は、モナシュ大学マレーシア校が約30年間にわたって築いてきた成功実績の上に立つものであり、モナシュ大学オーストラリア本部の支援を受けて実施されます。




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📚 Sources  MONASH University Official Website Monash University’s future campus in Malaysia - Monash University

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